初めての紙版画

 ブログは一日に一つ、無理なく進めていこうと思っていますが、1・2年生教室でのお話があまりにも楽しかったので紹介します。

 今日の給食のとき、話題の中心は「紙版画」でした。自分の顔を版画で表現しています。児童は、「上手にできました。」という感想を教えてくれました。

 紙版画は初めての学習です。画用紙に紙を貼りつけ、その凹凸によって作品が浮かび上がります。まずローラーにインクをつけ、そのローラーで台紙にインクをつけます。次に白い紙をのせてバレンで写しとります。その時の児童の感想を担任の先生が教えてくれました。

 「〇〇(自分の名前)のまゆげが見当たらなかった。」・・・台紙の眉毛がとれてローラーについてしまったためです。

 「刷ったら亡霊が出てきた。」・・・ローラーで台紙にインクをつけているときに、目の部分のあとがローラーにつきました。それが偶然余白につき浮かび上がってきたためです。

 大人ではなかなか表現できない、新鮮でかわいらしく、ユニークな感想だと思いました。

 
 
 
 


 保護者の皆さんは、版画を見て誰の作品かがわかるのではないでしょうか。特徴をよくつかんでいます。(記:天野)