楽しく学ぶ 防災クッキング

 本日の午前9時より、上仁頃小学校の体育館を会場に「楽しく学ぶ 防災クッキング」が開催されました。主催は仁頃水土里の会、日本赤十字北海道看護大学が共催です。小学校と保育所の子ども達、保護者の皆さん、地域の皆さんが5~60人くらい集まりました。
 災害時は上仁頃小学校も避難所となります。非常時に備えた学習と実際に食べ物を作るという貴重な体験となりました。

地域の皆さんがたくさん参加されました。
 


 日本赤十字北海道看護大学の先生(教授)から、これまでの災害のお話や、災害時の対応と心得、実際の食事作りなどを教えていただきました。

参加した子ども達が、段ボールでベッドを作りました。
「暖段はこベッド」という名前です。
 
段ボール箱が床からの冷気を遮断します。また、仕切りにもなります。
子どもたちが10人以上乗ってもつぶれません。

 無事に避難したあとの食事で、塩分を摂り過ぎたことによる健康被害が問題であることも学びました。そういった中で、温かい食べ物を摂ることによって、人々と温かい関係が生まれることや、人々が集まる機会をつくることがいかに大切なのかを学びました。

特別に開発されたこの袋の中に、米と適量の水を入れて沸騰した鍋に入れました。
 
袋の中に、地域の野菜、粉末スープ、水を入れて沸騰した鍋に投入です。
 
袋でパンケーキも作りました。
 
 
 
やけどをしないように注意しながら、できたスープを器に戻しました。
 
災害時に「温かい食べ物」は、心も体も温かくしてくれます。
自然と笑顔になりました。

 当り前の生活が当たり前ではなくなるのは、この地球上でいつ・誰の身にやってくるのかわかりません。もしもの時の備えをしっかりともちたいと思いました。(記:天野)