学校環境衛生検査

 学校環境衛生検査という検査があります。1年間に複数回の検査を実施しています。水道水の検査、教室の明るさ、騒音、二酸化炭素濃度などを検査します。

5・6年生の教室で二酸化炭素の濃度を測定します。
 
黒い機械が測定器です。青いバケツは関係ありません。

 学校には、学校医(内科や外科の医師、歯科医師)、学校薬剤師がおりますが、ご自身の仕事をされながら、お休みの日や休診などをして学校に来てくれます。

電気をつけた教室の照度を測定します。
 
電気をつけた教室でカーテンを閉めた時の照度を測定します。
 
騒音の測定です。

 今回の検査は児童が教室にいる時の二酸化炭素濃度の測定と、児童がいない教室の明るさ(照度)と騒音を測定しています。教室は、電気をつけた時と、電気をつけたままカーテンを閉めた時の照度を測定しています。

 測定結果はすべて適正です。安心して学校生活を送ることができます。

このままで音楽の授業はできても、他の授業ができる数値ではありません。

 測定中に、ピアノを弾きに来た児童がいました。ピアノを奏でると、測定器の数値が一気に上がりました。会話のできない値になりました。

♪♪あのひとのママに会うために~♪♪

 ピアノの曲は「ルージュの伝言」です。「この曲を作った人を知っていますか?」「この歌を聴いたことがありますか?」と聞いてみました。答えはみんなNOでした。「魔女の宅急便」で聞いたほうがよかったのかもしれません。作曲者の苗字も変わっています。時は流れましたが、良い曲は世代が変わっても受け継がれていくのだと思いました。

 学校薬剤師さん、お忙しいところ、ありがとうございました。(記:天野)