文化庁主催事業 芸術鑑賞「あらしのよるに」


 芸術鑑賞として、バスで若松小学校に行き、ミュージカル「あらしのよるに」を鑑賞しました。札幌の劇団の皆さんによるミュージカルです。昨年は、音楽の鑑賞と体験でした。





 休憩時間に、5・6年生が劇団員さんに質問をしていました。キャリア教育として劇団員の仕事を調べ、事前に質問したいことをまとめていました。児童の質問に丁寧に答えていただきました。





 後半は、ワークショップです。劇団の皆さんに、声の出し方や合わせ方などを楽しく、ゲームのように教えていただきました。児童の積極性や発想に感心しました。それを引き出した劇団の皆さんもすばらしいです。

「おなかから声を出す」腹式発声の体験です。

あおむけに寝て、自分のおなかの動きを感じています。

腹式発声の時のおなかの動きを感じています。

声の出す方向を一か所にまとめ、後ろから「おーい」と叫びます。


後ろから聞こえる「おーい」の声が、自分へ発せられたと思った人が振り向きます。

「おーい!」

「おーい!」

「私かな?」

正解です! 写真の左児童に向かって後ろから「おーい」と呼んでいました。




中央の男性が「私は木です。」といって1本の木になります。

木の周りに、一人ずつ何かになりきって登場します。

児童の発想が大変楽しいです。

ワークショップを通して、若松小と上仁頃小の児童が仲良くなります。


 「来年も来てください。」という感想を述べていた子がいました。劇団の皆さんにとって最高の言葉ではないでしょうか。

 この芸術鑑賞は、文化庁主催事業です。計画書づくりや劇団の皆さんとのやりとりなどは若松小と上仁頃小の教頭先生が窓口となってくれています。ありがとうございます。

 児童の感想にもあった通り、ミュージカルもワークショップも大変楽しく、児童も教職員も満足して帰路につきました。(記:天野)