火災避難訓練~消火器使用体験~

 毎年7月1日は「国民安全の日」です。災害や交通事故、火災など私たちの生活をおびやかす災害の発生を防止することとその意識を高めることを目的としています。

 本日、避難訓練を行いました。調理室から火災が発生したという想定です。児童は、サイレンと校内放送を聞いて火災発生を知ります。その後、職員が出火場所を確認して避難経路と避難場所が決まります。ハンカチを口に当てて、身を低くして速やかに全員避難することができました。

全員の避難が確認できました。消防署の方から避難の様子について
お話をいただきました。

 児童全員が消火器を実際に使う体験をしました。消防署の方から、消火器を持ち運ぶ時にどこを持つのかや炎のどこに消火剤を当てるのかなどを教えていただきました。今日は体験ですので、消火器から出ているのは水です。

消火器の使用体験

消火器の持ち方

使用するときの姿勢や消火剤をねらうところなども教えていただきました。

6年生から体験です。三角コーンが炎です。

5年生

4年生



3年生と2年生
 



1年生



この大きさの消火器で、消火剤が出るのは15秒間くらいだそうです。
初期消火と共に、119番通報が大事ですし、最後は避難です。


 避難訓練の時に、いつも確かめる言葉があります。「お・は・し・も」です。「押さない」「走らない」「しゃべらない」「戻らない」の頭文字を繰り返し指導しています。火災に限らず、災害はいつどこで起こるのかはわかりません。いつでも・どこでも・誰もが正しく避難し、消火器も使用できるようにしておくことが大切です。


 避難訓練終了後に、消防施設設備の点検を受けました。毎年、消防署の方の点検を受けています。消火器や火災報知器、防火扉などの消防設備が正しく配置され作動するか、非常口の周辺に避難の妨げになるような物を置いていないかなどなど、すべての点検を受けます。

校舎の中も外も、全部見ていただきます。

防火扉の確認です。

しっかりと閉まっているかを見ています。


 消防署の方から、指摘を受けることはありませんでした。それで安心するのではなく、日常の点検、月初めの安全点検を継続していきます。

 今週は、ご家庭でもいざという時の備えを、ぜひ話題にしてください。(記:天野)