ヤチダモの木の枝打ち

 
 
 
 

 体育館のそばに、大きなヤチダモの木があります。その枝が体育館の屋根に当たり、風の強い日には悲鳴のような音を立てていると教頭先生からお話がありました。
 学校の敷地内の樹木は、「樹木台帳」を作り1本1本管理しています。北見市の財産です。寄贈された木、歴史や思い出の木もありますので、簡単に伐採することはできません。樹木台帳を基に、教育委員会、PTA役員さんにも確認をとります。倒木の恐れのある危険木となれば、早急に確認をして伐採することになります。今回のヤチダモの木は伐採ではなく枝打ちです。
 春にはPTAの皆さんに敷地内樹木の枝打ちをしていただき、風通しや日当たりも改善され大変良い環境となりました。ヤチダモの木は高所作業車が必要ですので、教育委員会を通じて専門の業者にお願いし、児童の登校しない土曜日に枝打ちとなりました。


 業者さんがヤチダモの種を集めていました。別な地で種から育てるそうです。上仁頃小学校で育ったヤチダモの子孫が、新たな地で芽を出し成長していきます。命のつながりを感じます。

枝が体育館の屋根に当たる心配はなくなりました。
 

 専門業者の皆さん、一日お世話になりました。(記:天野)